アメリカノースカロライナ州ホテル225号室殺人事件の犯人とは?【11/22アンビリバボー】

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2018年11月22日放送の『奇跡体験!アンビリバボー』で、アメリカ・ノースカロライナ州で起こった事件が取り上げられます。

この事件は、ホテルの225号室で立て続けに宿泊客が不審死をするというもので、事件当初大きな謎に包まれていました。

連続殺人犯がいるのか、または何かの呪いなのか?、真相がとても気になりますよね。

そこで、放送前ではありますが、このホテル225号室殺人事件の犯人の正体についてまとめました。

アメリカ・ノースカロライナ州ホテル225号室の事件概要【11/22アンビリバボー】

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まずは、事件のおさらいからしておきましょう。

事件が起こったのは、2013年6月8日

アメリカ・ノースカロライナ州の人気ホテル『ベストウェスタン・プラス・ブルーリッジプラザホテル』225号室に、ある親子が宿泊しました。

母親のジニーさん(49)と息子のジェフリー君(11)です。

ジニーさんとジェフェリーくん

母親は、バスルームで気分が悪くなり、助けを呼ばないといけないと感じたものの、それも叶わず意識を失ったといいます。

その後2人は部屋で倒れた状態で発見されます。

2人はすぐに病院に運ばれ、緊急手術の末、母・ジニーさんは奇跡的に一命を取り留めたものの、息子のジェフリー君は発見された時点で心肺停止しており、帰らぬ人となってしまいました。

2人同時に倒れるのがまず不自然ですし、殺人犯に襲われたのなら怖すぎますよね・・・。

しかし、不審なのはそれだけではありません。

実は2人が宿泊する一ヶ月半前、同じく225号室に泊まっていたジェンキンスが夫婦(70代)も亡くなっているのです。

ジェンキンス夫婦

不思議なのは、亡くなった方全員の死因が「急性心不全」によるもの。

心不全とは、心臓の働きが低下して起こるもので、全身に必要な血液量を送ることができなくなった状態を言います。

そのため、発見された3人に外傷はなかったようです。

警察は当初、自然死で事件性はないと判断したものの、これだけ立て続けに人が亡くなるのはおかしいと捜査を開始。

この事件の概要だけ聞くと、デスノートによる殺人を連想したのは私だけでしょうか(・・;)

デスノートは心臓麻痺のため死因は少し違いますが、外傷がないことや、立て続けに人が亡くなるという点で、なんだか似ている気がします。

そして、本格的な捜査の結果、驚くべき犯人が浮上するのです・・・!

アメリカ・ノースカロライナ州ホテル225号室殺人事件の犯人とは?

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この事件の犯人の正体、とても気になりますよね。

この犯人の正体とは・・・

なんと一酸化炭素だったのです!!

捜査の結果、3人は一酸化炭素中毒によって亡くなられたことが判明しました。

しかし、ホテルの一室で一酸化炭素中毒って、なぜなのでしょうか?

それは、この225号室がプールの水を温めるためのガスヒーターの真上に位置していたためです。

本来は、一酸化炭素が漏れ出すことがないようホテル側で管理されているのですが、パイプが腐っており、そこから漏れ出した一酸化炭素が防火壁の穴を通って、部屋まで充満していたことが、今回の事件の真相です。

ジェンキンス夫婦が亡くなってから、ジニーさんやジェフリー君が巻き込まれるまで一ヶ月半と時間が空いていたため、警察の捜査が遅れてしまったのでしょうね。

また、その一ヶ月半の間、常に致死量の一酸化炭素が排出されていたわけではないため、ホテル側も気づくことがなかったようです。

さらに調べてみたところによると、ホテル側の管理体制にも問題があったとのこと。

なんと、ホテル側は定期的にきちんとした検査を受けていたなかったばかりか、故障した際の処置も不適切だったようです。

当時の経営者による経費削減がいきすぎた結果となりました。

こんなことは、あってはならないですよね。

呪いや連続殺人犯がいたわけでもなく、ホテルの管理上の問題が、今回の連続不審死事件に繋がってしまったという、なんとも後味の悪い事件でした。

まとめ

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11月18日放送の『奇跡体験!アンビリバボー』の連続不審死事件について、まとめてみました。

事件の犯人は、一酸化炭素で、パイプから漏れ出し、部屋まで充満したことが原因でした。

犠牲となったジェンキンス夫婦、ジェフリー君、また母親のジニーさんの気持ちを思うと、やりきれないですよね。

「ホテル側の管理体制がきちんとしていれば」と思わずにはいられません。

現在このホテルは、オーナーも変わり、『クオリティインスイーツ』?と名前を変え、営業しています。

この事件をきっかけにノースカロライナ州は2013年、化石燃料を使用する家電製品がある場所に一酸化炭素を測るアラームを取り付けることを義務付ける法律を作りました。

二度とこのような悲しい事件が起きないことを祈るばかりです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。




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