昨今の断捨離ブームに乗って捨てることにハマっているという方も多いのではないでしょうか?
しかし、家族と同居している場合、家族に「捨てること」を反対されるというケースをよく耳にします。
そこで今回は、家族に断捨離を反対された場合の対処法と、家族の理解を得る方法をお伝えいたします!
目次
家族が断捨離を反対する理由と対処法
本題に入る前に、なぜ家族があなたの断捨離に反対するのか、考えたことはありますでしょうか?
あなたの家族は何も、あなたに意地悪をしようとして反対しているわけではありません。
反対するのには、理由があるのです。
以下では、家族が断捨離を反対する理由別に、理解を得るための具体的な方法や考え方をお伝えいたします。
【1】家族が寂しがりやなケース
これは私が実家の片付けをしていた時の話です。
私はその時、学生時代の教科書や書類を捨てようとしていたのですが、そんな私を見て母はこう言いました。
「あんまり捨てずに置いておいてね」と。
私からすると、学生時代の教科書なんてこの先絶対に使わないし、愛着があるノートならまだしも、教科書を捨てずに置いておく理由はありませんでした。
それに断捨離をしていたのは「私の部屋」で、捨てようとしている物も「私の物」でした。
もし私がその時、母が反対する理由を考えなければ「私の物を捨てるのにどうしてそんなこと言うの!」と喧嘩になっていたかもしれません。
断捨離をしていて家族と喧嘩になるのは実はよくあることなのです。
この時、母の心理の根本にあったものは、「娘の部屋がガランとしてしまうのは寂しい」という”気持ち”でした。
こういった理由から断捨離を反対する方は、寂しがりやの方に多いのです。
対処法
断捨離をする際、その作業をできるだけ家族に見せないようにしましょう。
もし見つかった場合は、大切なモノはきちんと残すこと、ただモノを減らすだけではなく、自分の本当に好きなものを部屋に置くために断捨離をしていることをしっかり伝えるようにしましょう。
私は、きちんと説明することでわかってもらうことができました。
断捨離後、空いたスペースに写真や母との思い出の物を飾るようになり、今では母も「前より今の部屋の方が好き」と言ってくれるようになりました。
【2】モノに愛着があるケース
人の部屋にあるものとはいえ、そのモノに愛着がある場合も、断捨離を反対される原因になります。
例えば、ぬいぐるみや古い絵本など、家族があなたとの思い出だと感じている物については、捨てるのを反対するケースが非常に多いです。
なぜなら、家族からしたら、それはただの「モノ」ではなく、「あなたとの思い出」だからです。
あなたがそのモノを捨てると、家族はその思い出を捨てられたような気持ちになり、悲しくなるのです。
対処法
あなたにとって、それは大切なモノではないですか?
断捨離をしている人によくある勘違いが、「断捨離=とにかくモノを捨てること」と考えることです。
断捨離をすることのメリットはたくさんありますし、一度捨てることにハマったら、次々モノを捨てたくなる気持ちもわかります。
しかし、断捨離のゴールはただモノを捨てることではありません。
不要な物を捨てることで、あなたが本当に好きなモノだけに囲まれて生活できるようになることです。
家族には、なんでもかんでも捨てているわけじゃないことを説明しましょう。
【3】家族のものを捨ててしまうケース
断捨離をしていて、家族とトラブルになるのはこのケースが非常に多いです。
インターネットの掲示板を見ていても「断捨離にハマっている家族に、自分の物を捨てられた」という相談をよく目にします。
こういうことが一度でもあると、家族は「また捨てれるんじゃないか」と考え、あなたの断捨離に反対するようになります。
また、そういったことがなくても、無意識にそのように考えてしまい、反対されることもあります。
対処法
家族に、断捨離をしているのは自分の物だけで、家族のものは勝手に捨てないことを伝えましょう。
また、断捨離を行う際、誤って家族のものを一緒に捨てないよう注意しましょう。
まとめ
参考にしていただけましたでしょうか?
断捨離を反対されるのには理由があること、またどのケースでも家族にきちんと説明することが重要です。
スムーズに断捨離を進めるためにも、しっかり家族の理解を得られるよう努めましょう。
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