ZOZOTOWN(ゾゾタウン)を運営するスタートトゥデイの前澤友作社長(42)が、本日Twitterを更新し「月に行くことにしました」と発言し、話題となっています。
宇宙開発を手掛けるアメリカの「スペースX」社の最高経営責任者、イーロン・マスク氏とは既に契約済みとのことで、予定では2023年に前澤社長の月旅行が実現することになりそうです!
もしこれが実現すれば、月周辺に人間が行くのは、アポロ計画以来51年ぶりとなります!
しかしネットでは、「本当に安全なの?」「怖くない?大丈夫?」といった前澤社長を心配する声が多く見られます。
そこで今回は、「スペースX社」の大型ロケットの安全性やリスクを検証するとともに、前澤社長が搭乗予定のロケット『BFR』の特徴を確認していきたいと思います。
目次
前澤友作社長プロフィール
前澤友作(まえざわ ゆうさく)
生年月日:1975年11月22日
出身地:千葉県
血液型:O型
スタートトゥデイ代表取締役社長
前澤社長は、早稲田実業学校在学中にインディーズバンドSwitch Styleを結成し、ドラムを担当されています。
アメリカ・サンタモニカへ音楽遊学されたことをきっかけに、輸入レコードやCDレコードの通販ビジネスを始められています。
1998年に有限会社スタートトゥデイを設立。
その2年後に株式会社スタートトゥデイに改組すると、バンド活動からも離れ、本格的に経営者の道を歩まれることになります。
フォーブス誌によると2017年3月時点で、総資産は3330億円、また日本長者番付では14位にランクインされています。
前澤社長が月旅行を計画した動機は?
そんな前澤社長ですが、小さいときから月が大好きだったとのこと。
「今回の機会を逃すことはできない」と考え、月旅行に行くことを決意したのだそう。
前澤社長は、月旅行に行く際、6~8人ほどの画家や音楽家、映像作家など、クリエイティブな分野で活躍するアーティストを同行させたいとの意向を示しておられます。
この理由について、前澤社長は以下のようにコメントされています。
パブロ・ピカソが月を間近に見ていたら、どんな絵を描いたんだろう。
ジョン・レノンが地球を丸く見ていたら、どんな曲を書いたんだろう。
彼らが宇宙に行っていたら、今の世界はどうなっていたんだろう。私たちには、想像力と創造力があります。
まだ一度も見たことのないような夢を見ることができるかもしれない。
歌ったことのないような歌が歌えるかもしれない。
描いたことのないような絵が描けるかもしれない。このプロジェクトが皆さまの夢を拡げるきっかけになることを願っています。
前澤社長は、本当に月が大好きなんですね。
また、こちらが前澤社長が初期の頃から携わっていたという、#dearMoonプロジェクトの動画です。
月旅行の安全性やリスクは?打ち上げ失敗や墜落事故の可能性
スペースX社の打ち上げ成功率
同行者がいるとなると、どうしても気になるのが、月旅行は安全なのか?という点です。
ロケットというと、打ち上げ失敗のイメージや墜落の危険性を考えてしまうものです。
NASAのスペースシャトルやロシアのソユーズロケットですら、絶対安全とは言い切れないのです。
ましてや今回前澤社長が搭乗するのは、民間ベンチャー企業のスペースX社のロケット。
心配になるのは当然ですよね。
調べてみたところによると、スペースX社の打ち上げ成功率は96%
これを高いと見るか低いと見るかは人それぞれでしょうが、25回に1回失敗すると、まずまず怖いと思いませんでしょうか?
安全性を高めるために必要なものとは?
月の周辺に行くには、かなり性能の良いロケットが必要と言われています。
なぜなら、月のそばまでいくと、ロケットの速度が遅いと月に落ちてしまったり、早すぎるとどこかに飛んでいってしまう危険性があるためです。
そして、性能が良いロケットを作るためには、なんと言ってもお金が必要です!
前澤社長は、今回の契約金額を「現時点では答えられない」としていますが、自身の命がかかっていることを考えると、莫大な資金を投資していると考えられます。
ロケットの性能(安全性)と資金力は表裏一体の関係ですので、前澤社長の潤沢な資金力により、ロケットの安全性は格段に向上させられると考えます。
そう考えると、今回のロケットの打ち上げ成功率は96%以上、限りなく100%に近づけられる可能性が高いと言えるではないでしょうか?
そういった点を考慮すると、前澤社長は民間人で初めて月に行く人物として最もふさわしいと考えられますよね。
前澤社長が搭乗する大型ロケット『BFR』の特徴
最後に、前澤社長が搭乗する予定の大型ロケット『BFR』の特徴を確認しておきましょう。
スペースXの火星行き大型ロケット「BFR」、ロサンゼルス港で建造 https://t.co/vzj922rOGA pic.twitter.com/S4BM4gASjB
? ブルームバーグニュース日本語版 (@BloombergJapan) 2018年4月17日
高さ…106メートル
直径…9メートル
ちなみに、JAXAの大型ロケットH-2Bが高さ56メートル、スペースシャトルも高さ56メートルです。
比較すると、その大きさは約2倍!!
BFRが非常に大きいことがわかります。
実は、アポロ計画で使用されたサターンVは高さ110メートルと、今回前澤社長が搭乗する予定のBFRとほとんど同じ大きさなのです。
実はロケットというのは、大型の方がより強力で、また性能が良いものが作れると言われています。
アポロ計画で使用されたロケットと同等の大きさのロケットを今回使用することを考えたら、前澤社長がいかに多くの資金を投資しているかわかりますよね。
まとめ
今回は、民間人で初めて月旅行に行くことを発表されたスタートトゥデイの前澤友作社長について取り上げ、月旅行の安全性やリスクについて検証しました。
月旅行は100%安全とは言い切れないのは事実ですが、前澤社長の莫大な資金力によって100%に限りなく近いロケットを開発できるのではないか、と個人的には考えています。
打ち上げ失敗・墜落事故の可能性に「大丈夫?」と心配される方も多数いらっしゃるかと思いますが、前澤社長の子供の頃からの夢でもありますので、温かく見守っていけたら良いのではないでしょうか?
また続報が出ましたら、追記したいと思います!
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NASAのようにアメリカの国家予算を注ぎ込むのならともかく、たかだか日本の一企業程度の資金力で、宇宙船の安全性向上にどれだけ貢献するのかは疑問です。
どうせ途中でとん挫するか、もしくはロケットで事故に会うかの二択になるのがオチでしょう。