2019年も6月に入り、ボーナス(賞与)が近づいてきましたね!
毎年この時期を楽しみにしているという方も多いはず。
しかし、いざ支給されると同年代の平均支給額が気になるものです。
そこで、2019年夏の20代・30代男性のボーナスの平均額はいくらなのか、また使い道ランキングについてもまとめました。
目次
2019年夏のボーナスは昨年比の横ばい
日本経済新聞社がまとめた賃金動向調査によると、2019年夏のボーナス平均支給額は前年比の0.05%増の85万815円。
前年比で見ると7年連続プラスになるものの、増加率はごくごく僅かであることがわかります。
要因として、中国経済の減速などで業績の減益傾向が出る中、各企業でボーナスを減らす動きが出ているためです。
一方で、人材採用・確保における待遇面において、企業は難しい選択を迫られているともいえますね。
20代男性のボーナスの平均額はいくら?【2019年夏】
そんな中、20代の男性のボーナス平均額はいくらくらいなのでしょうか?
20代、と一言でいっても、就職してすぐの20代前半と後半では平均額に開きがありますので、今回は
- 20~24歳
- 25~29歳
に分けて、ご紹介いたします。
ボーナスの平均額については、支給後から調査が行なわれるため、2019年6月現在において正確な値を算出することはできません。(※公務員、一部上場企業などは例外)
そのため、政府が行う賃金構造基本統計調査の前年支給額から、ボーナスの各種傾向などを踏まえ、算出していきます。
まず、2018年夏・冬合わせてのボーナス支給額は賃金構造基本統計調査によると、このようになっています。
- 20~24歳…42.3万
- 25~29歳…73万
一般的に冬のボーナスは夏のボーナス支給額の1.05倍になる傾向があること、また今年のボーナス支給額は昨年比0.05%増になることを踏まえ、2019年夏のボーナス額を算出すると・・・
- 20~24歳…21.7万円
- 25~29歳…37.4万円
となりました!
20代前半でいえば、新入社員は5~10万円や無支給の会社も多いため、平均額を大きく押し下げている可能性もあります。
一方で20代後半になれば、40万円近く支給されることがわかりますね。
30代男性のボーナスの平均額はいくら?【2019年夏】
中堅社員が多くなってくる30代男性のボーナス支給額の平均はいくらくらいなのでしょうか?
この年代になると役職に就く方も増えてくるので、ボーナス支給額も一気に増えそうですね!
まずは、先ほどと同じく昨年(2018年)の夏・冬を合計した一年間の支給額を見ていきましょう。
- 30~34歳…91.9万円
- 35~39歳…107.1万円
30代後半になると、夏・冬合わせてのボーナス支給額が100万円を超えていますね!
それでは、先ほどと同じ計算方法で、2019年夏のボーナス平均額を算出いたします。
- 30~34歳…47.1万円
- 35~39歳…54.9万円
う~ん・・・30代後半の男性といえば100万円くらいもらっているイメージがありますが、現実はなかなか厳しい数字なのがわかりますね。
2019年夏のボーナスの使い道ランキング
最後に、昨年の日本生命相互保険が行ったアンケートをもとにボーナスの使い道ランキングをご紹介いたします。
20代の独身時代と、既婚者が増える30代では使い道は若干変わってくるものの、大枠はほとんど同じですので、まとめたランキングでご紹介いたします。
- 貯金
- 生活の補てん
- 国内旅行
- 買い物(日用品)
- ローンの返済
アンケートの5割を占めているのが「貯金」です。
消費増税を前に、堅実な方が多いのがわかりますね。
一方で、約半数の方が貯金には回さないと回答しています。
貯金に回さない人の使い道は、生活の補填やローンの返済などが目立つ中、旅行に回すという方も。
消費税が8%に上がる前も、消費増税までに日用品を買い占めるという消費行動が目立ちましたが、今回も増税前にボーナスを使って大きな買い物をするという方も増えると考えられますね。
まとめ
20代、30代男性の2019年夏のボーナス平均額をご紹介しました。
年代別にまとめると、このようになりました。
- 20~24歳…21.7万円
- 25~29歳…37.4万円
- 30~34歳…47.1万円
- 35~39歳…54.9万円
また、使い道ランキングは「貯金」が第一位。
次いで、生活費の補填や旅行となりました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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