高山一実の小説・トラペジウムの評価や感想は?あらすじやモデル、印税まとめ

高山一実




乃木坂46の高山一実(かずみん)が、2018年11月28日に小説家デビューしました。

グループ初の小説家ということで期待が高まる中、書籍は見事大ヒット!

発売から3ヶ月足らずで、累計発行部数20万部を突破しています。

そこで今回は、高山一実さんのデビュー小説『トラペジウム』の評価やあらすじ、モデルについてまとめました。

また、印税額ついても併せてご紹介いたします。

高山一実が小説『トラペジウム』で小説家デビュー!

乃木坂46の活動をしながら小説を書き続けていたという高山一実さん。

初めにそんな高山一実さんのプロフィールを確認してみましょう。

高山一実高山 一実(たかやま かずみ)
愛称:かずみん
生年月日:1994年2月8日
出身地:千葉県
身長:162cm
所属:乃木坂46

 

乃木坂46で絶大な人気を誇るメンバーの一人である高山一実さん。

一見かわいらしい普通のアイドルに見えますが、アイドルをする傍ら、雑誌「ダ・ヴィンチ」に連載をもって活動されていました。

そんな高山一実さんは、小説が完成するまでの2年半もの間、ずっとバッグに原稿を入れて持ち歩いていたそうで、小説への強い意気込みがわかりますよね。

また「夢を与える職業」だと言われているアイドルですが、高山一実さんご自身はその夢の与え方がずっとわからなかったと言います。

しかし小説家という仕事を通してその可能性を見つけることができたといい、高山一実さんは自身の作品について、

どうか読んでくださった方の未来を照らす作品となりますように

とコメントされています。

そんな高山一実さんが小説家デビューすることがわかると、ネットでは高山一実さんの小説を楽しみにする声が上がりました。

高山一実の小説『トラペジウム』の評価や感想は?

高山一実さんのデビュー作『トラペジウム』の評価や感想が気になるところです。

アイドルをしながら書くなんて並大抵のことではできませんし、忙しい生活の中を縫って書いたことを考えれば、本当に完成度が高いものができているのかな?と思ってしまいます。

しかし、そんな心配はいらないようです!

小説家として有名な羽田圭介さんは、今作について以下のようなコメントを発表しています。

羽田圭介

読み始めてすぐ、油断ならない小説だと感じた。これをいきなり書けるのはすごい。

また、

時折あらわれる、鋭い“いじわる”表現が良い。

とも評価しています。

プロの小説家にここまで言わせるなんて、「すごい」の一言ですよね。

 

また芥川賞作家である中村文則さんも、高山一実さんの作品について、

中村文則

これは一つの青春の終わりから、次の青春へ向かう物語

と評価。

 

また、映画『君の名は。』の映画プロデューサーで小説家の川村元気さんは高山さんとの対談で、高山一実さんの作品を以下のように評価しています。

川村元気

読みましたよ、『トラペジウム』。「東西南北」でそれぞれ一番の美人を見つけてアイドルグループを作るっていうアイデアはキャッチーだし、話の運びも次が気になる感じでよく練られていて、良かったですよ。

(引用:https://ddnavi.com/news/354124/a/)

 

著名人がこぞって絶賛する作品ということもあり、ますます期待が高まりますね!

以下は、実際に購入して読んでみたという方の感想です。

高山一実の小説『トラペジウム』のタイトルの意味やあらすじは?

トラペジウム

『トラペジウム』の意味とは?

『トラペジウム』って、あまり聞き慣れない言葉ですよね。

トラペジウム(Trapezium)の意味を調べてみたところ、

オリオン大星雲中心部の星生成領域にある散開星団である。名称はラテン語で台形を意味する。

(引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%9A%E3%82%B8%E3%82%A6%E3%83%A0)

とありました。

小説のサブタイトルは、「少女たちが放つ強烈な光」

トラペジウム意味

小説の主人公は、「東西南北の“輝く星たち”を仲間にした」と書かれています。

少女たちが放つ光を星になぞらえてつけられたタイトルなのかもしれませんね。

『トラペジウム』のあらすじは?

トラペジウムは、アイドルになりたい女子高生が夢を追いかける物語です!

あらすじは以下の通りです。

高校1年生の東ゆうは「絶対にアイドルになる」ため、己に4箇条を課して高校生活を送っていた。
「SNSはやらない」「彼氏は作らない」「学校では目立たない」「東西南北の美少女を仲間にする」……?
努力の末、ついに東西南北の“輝く星たち”を仲間にした東が、高校生活をかけて追いかけた夢の結末とは!?

(引用:https://www.kadokawa.co.jp/product/321603000422/)

 

高山一実の小説『トラペジウム』のモデルは?

高山一実

小説を一から考えるのって、本当に労力がいる作業ですよね。

すると、この作品にモデルはいるのか?と疑問に思い、確認してみました。

モデルについては明確に書かれていませんでしたが、アイドルが主人公であること、また高山さんが「夢を与える職業のアイドルなのに、夢の与え方がわからなかった」とコメントされていることから、モデルは高山一実さん自身なのでは?と推測します。

アイドルって、大変な仕事だと思うんですよ。

本当の自分自身ではなく、「人から期待される」自分でなければいけないこともあると思うのです。

そんな重圧の中で、人に夢を与えることを求められる・・・。

『トラペジウム』は、そんな葛藤の中で高山一実さん自身が苦しんで、悩んで、書いた小説なのではないかと思っています。

 

読んでくださった方の未来を照らす作品となりますように

このコメントは、高山一実さん自身のアイドルとしての思いや活動をしてきたことへの答えのようなものが含まれているように感じます。

そのため、高山一実さんの体験が大いに活きた作品となっているのではないでしょうか。

高山一実の小説『トラペジウム』の印税の金額はいくら?

高山一実

高山一実さんはアイドルとしての活動されている中での小説デビューということですので、「もしかして小説家として成功したら、アイドルやめるのでは?」と心配するファンも少なくないようです。

そこで、本の印税って一体いくらくらいなのかをご紹介いたします。

印税の前提条件として、出版された本が売れるごとに規定の印税が入る仕組みとなっています。

印税は販売金額の数%が本人に入ると言われています。

出版社によってこのパーセンテージは異なるのですが、おおむね10%が平均だと言われています。

高山さんの小説の金額は、1,400円ですので、一冊売れるごとに約140円が高山一実さんへ入る計算となります。

現在20万部を発行していますので、全て売れた場合、高山一実さんに入る印税は約2800万円!!

すごいですよね!

今後高山一実さんがアイドルをやめ、小説家一本で仕事をしていくかどうかはわかりませんが、この印税プラス、連載小説などの原稿料が入れば、生活していくには十分な収入になるかもしれませんね。

まとめ

乃木坂46の高山一実(かずみん)が、小説『トラペジウム』で小説家デビューしました。

著名人からの評価も上々で、実際に読んだという方の感想を見ても、好評なのがわかります。

あらすじは、アイドルを目指す女子高生が夢を追いかけるというもの。

モデルについては明かされていませんが、高山一実さん自身のアイドルとしての経験や感性が活きている作品になっているのではないでしょうか?

また、高山一実さんに入る印税は2000万円を超えると見られています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 



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