星野源『POP VIRUS』のタイトルや歌詞の意味は?「歌舞く(かぶく)」とは?

星野源

星野源さんが、ニューアルバム『POP VIRUS (ポップウイルス)』を12月19日にリリースします。

このアルバムは2015年の『YELLOW DANCER』以来3年ぶりとなっており、注目が集まっています。

アルバムには、2016年に社会現象にまでなった『恋』やオリコンランキングで1位を獲得した『Family Song』など、数々の人気曲が収録されています。

中でも、今回は新曲『POP VIRUS』のタイトルや歌詞の意味について考察していきたいと思います。

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ニューアルバム『POP VIRUS(ポップウイルス)』の収録曲

 

今回発売されるニューアルバムの収録曲は以下の通り。

1. Pop Virus
2. 恋
3. Get a Feel
4. 肌
5. Pair Dancer
6. Present
7. Dead Leaf
8. KIDS
9. Continues
10. サピエンス
11. アイデア
12. Family Song
13. Nothing
14. Hello Song

(引用:http://www.hoshinogen.com/special/popvirus/)

『POP VIRUS』は一曲目に収録されており、大ヒットを記録した『恋』より前に収録されていることから、星野源さんがこだわりをもって作った曲だということがわかりますよね。

星野源『POP VIRUS』歌詞の意味は?「歌舞く(かぶく)」とは?

星野源

そんな星野さんこだわりの曲『POP VIRUS』の歌詞の意味を考察していきます。

この曲は、

「音の中で君を探してる」というインパクトのあるフレーズで始まります。

一般的には「君」がいることで「音楽」が出来上がっていくものですが、ここでは「君」より先に「音楽」がきています。

ここで言う「君」は、人物を指すのではなく、音楽全般を指すという解釈もあるようです!

星野さんの「音楽」にかける思いが表現されています。

音の中で君を探してる
霧の中で朽ち果てても彷徨う
闇の中で君を愛してる
刻む一拍の永遠を

(引用:『POP VIRUS』作詞作曲:星野源)

そして、「霧の中」「闇の中」という表現を使うことで、視覚を奪い、聴覚(音楽)がより際立つ構成となっています。

また、冒頭では、ギターとキックのみという少ないサウンドにすることにより、「霧」「闇」といった閉ざされた世界が際立つような工夫がされています。

そして、そんな世界で、「永遠の愛を誓う」と歌われています。

歌詞中で、「誓う」ではなく「刻む」と表現しているところは、「リズムを刻む」など音楽用語からとることで、より『音楽』を際立出せる表現にしたかったため、ではないでしょうか?

歌の中で君を探してる
波の中で笑いながら漂う
夢の中で君を愛してる
刻む一拍の永遠を
刻む一粒の永遠を

(引用:『POP VIRUS』作詞作曲:星野源)

歌の中で君を探し、君と一緒に波(音楽)の中で漂いたい。

そしてそんな波に揺られながら、一拍一拍、一粒一粒を紡ぎながら、永遠のように続いていく。

冒頭では、星野さんの音楽にかける思いを表現すると同時に、「君 (音楽)」への愛を独特の言葉で表現しています。

 

ふざけた人間なんだ偏る生活を歌舞いた
そう君の手のひら美しくくるくる返ったんだ
口から音が出る病気 心臓から花が咲くように
魔法はいつでも歌う波に乗っていた

(引用:『POP VIRUS』作詞作曲:星野源)

ここで出てくる「歌舞いた(かぶいた)」という表現。

この語源は、「傾く(かぶく)」に由来しています。

傾く(かぶく)とは?

1.傾ける

2.勝手な振る舞いをする

なので、すでに傾いていた生活(性格)をさらに傾け、自分の好きに振る舞っているという意味。

それを「ふざけた人間」と表現しています。

この「ふざけた人間」というのは、この曲の作詞作曲を担当した星野さん自身を表現しているのでは?と考えられます。

そして「君の手のひら美しくくるくる返った」というのは、「君 (音楽)」に夢中になっているということをつ表現しています。

「口から音が出る病気」というのは、星野さんが音楽なしでは生きられない(=音楽への強いこだわり)が表現されています。

音楽がないと生きていけない病気、という意味でしょうね!

「心臓から花が咲く」という表現も、「心臓=生の象徴」であることから、生きていると、そこから花(音楽)が勝手に咲いてしまう、そんな意味ではないでしょうか?

そして、そんな音楽への感動を「魔法」と表現していると考えられます。

CDジャケットに、「心臓から出た花」が表現されていますが、この心臓部分=音楽を作り出す場所、花=「音楽」を表現しているのではないでしょうか?

星野源(POP VIRUS)

 

始まりは炎や棒切れではなく
音楽だった

(引用:『POP VIRUS』作詞作曲:星野源)

「炎」や「棒切れ」は、先ほど出てきた「魔法」を表している表現です。

棒を振るって炎をだすシーンって、映画などでよく描かれていますしね。(ハリーポッターをイメージしていただければ、わかりやすいかと…!)

「魔法」とは、棒切れから炎が出るというイメージだが、星野さんにとっての魔法とは、そんなありきたりなものではなかった。

星野さんにとっての魔法=音楽そのものであり、魔法のように心をときめかせてくれたのは、音楽だったと言っています。

そして、最後に冒頭歌詞にを繰り返しがきています。

音の中で君を探してる
霧の中で朽ち果てても彷徨う
闇の中で君を愛してる
刻む一拍の永遠を

歌の中で君を探してる
波の中で笑いながら漂う
今の中で君を愛してる
刻む一拍の永遠を
渡す一粒の永遠を

(引用:『POP VIRUS』作詞作曲:星野源)

 

この曲って、3分弱と非常に短いんですよね。

また、歌詞も小間切れで、歌詞のボリュームも他の曲に比べて少ないです。

これには、「短い言葉で音楽へのこだわりを表現したい」「音楽を表現するのに、長い言葉はいらない」という星野源さんのこだわりが垣間見える、そんな意味合いがあるのではないでしょうか?

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星野源『POP VIRUS』タイトルの意味は?

星野源

最後に、タイトル『POP VIRUS』の意味を考察したいと思います。

直訳すると、”POP (ポップ)ウイルス”。

“POP”は、ポップミュージックから「音楽」を表現し、「ウイルス」という言葉で、歌詞にもあった「病気」を連想させるタイトルになっています。

つまり、タイトルの意味は「音楽のウイルスに侵されている状態」を表しています。

そして、この状態になっているのは星野さん自身、ということを伝えるために、今回の曲のみならず、アルバム名を『POP VIRUS』で統一したものと思われます。

そして、『POP VIRUS』のコンセプト「言葉にするのが難しい感情や感覚」をそのまま表現しているのが、この曲というわけです。

なんとも星野さんらしいというか、星野さんだからこそつけることのできたタイトルだと言えるでしょう。

また、この曲は、大ヒットした『恋』や『Family Song』などの大衆的な歌詞と違って、少しわかりにくい、抽象的な表現を用いています。

星野さんは、2017年頃、自身の仕事についてかなり悩んだというエピソードがありますが、そんな悩みや翳り(かげり)をこの曲で表現しているのではないかと言われています。

そんな星野さん自身を象徴した曲が、『POP VIRUS』ということですね!

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まとめ

星野源さんのニューアルバム『POP VIRUS』が、12月19日にリリースされます。

星野さんは、2019年2月2日から、京セラドーム大阪を皮切りに、5大ドームツアーの開催も決定しています。

日本人男性ソロアーティストとしては、史上5人目の5大ドームツアーということで非常に注目が集まっています。

星野さんは、今回の発表について、

久しぶりのアルバム制作に没頭する楽しさ、初めてのドームツアーができる喜び。歌を作り始めた14歳の時には考えもつかなかった、人生の面白さを実感しています。自分にしか出来ないことをお届けするべく、沢山の感謝を込めて音を作り、ライブを楽しみたいと思います。

(引用:https://rockinon.com/news/detail/181012)

とコメント。

これからのご活躍をますます期待したいですね!

 

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