2019年インフルエンザ大流行!潜伏期間にうつる可能性や検査はできるのか?

麻疹の女性の移動経路




2019年1月、インフルエンザが大流行しています。

全国的に学級閉鎖となっている学校も多く、会社などでもインフルエンザでお休みされている方が増えています。

また、少しでも風邪っぽい症状があると「自分もインフルエンザなのでは…?!」と心配になる方も多いのではないでしょうか?

そこで、インフルエンザの潜伏期間がどのくらいなのかや、潜伏期間中にうつる可能性、また検査が可能なのかなどについて、まとめました。

2019年インフルエンザが大流行!

2019年インフルエンザ流行(潜伏期間にうつる可能性)

厚生労働省は、直近一週間(2019年1月7日~13日)までの間に、1医療機関あたりのインフルエンザ患者が38.54人になったと発表しました。

大流行の発生・継続が疑われる「警報レベル」であるとされる30人を上回りました。

テレビを見ていても、芸能人の方がインフルエンザのため出演を見合わせるといったケースや、管理人の周りでも「家族全員がインフルエンザ」という家庭もあります。

特に首都圏など人が多い地域は、流行がとても早いのが特徴です。

予防の限界はあるものの、マスクをしたり、しっかり食事や睡眠をとるなど、体調管理に留意してください。

インフルエンザの潜伏期間はどのくらい?【2019年】

2019年インフルエンザ流行(潜伏期間にうつる可能性)

これだけインフルエンザが流行すると、少し体調を崩すと「もしかして自分もインフルエンザなのでは…?」と不安になる方も多いのではないでしょうか?

インフルエンザには、一般の風邪などと違い「潜伏期間」があるのが特徴です。

潜伏期間とは、インフルエンザウィルスに感染してから、実際に発症(症状が出始める)するまでの間の期間をいいます。

インフルエンザの症状
  • 発熱
  • 寒気
  • 倦怠感
  • せき
  • のどの痛み
  • 頭痛
  • 鼻水
  • くしゃみ

この潜伏期間は、個人差はあるものの、1~3日程度であると言われています。

インフルエンザの潜伏期間にうつる可能性は?【2019年】

2019年インフルエンザ流行(潜伏期間にうつる可能性)

インフルエンザだと診断されたら、部屋にこもるなどして周りにうつさないよう気をつけることもできますが、もし自分が現在潜伏期間中だとすると、周りにうつしてしまわないか心配なところです。

また、インフルエンザに診断された方が「家族や職場の方などに既にうつしてしまったのではないか?」を気にされるケースも少なくありません。

特に小さいお子さんがいるご家庭だと、心配になってしまいますよね・・・。

一般的に、潜伏期間中にうつる可能性は“ある”とされています。

発症する1日前から発症後5~7日頃まで周囲の人にうつしてしまう可能性があります。特に発症日から3日間ほどが最も感染力が高いと考えられています。

(引用:http://byouin.info/infulenza-2018_howto.html)

発症までの期間は、発症後に比べると感染力は弱いものの、ゼロとは言い切れないのが現状です。

そのため、気づけば家族全員がインフルエンザにかかっていたということが起こるのです。

少しでも体調がおかしいな、と感じたら、できるだけ周囲の人との接触を避けるようにしましょう。

インフルエンザの潜伏期間に検査はできるのか?【2019年】

2019年インフルエンザ流行(潜伏期間にうつる可能性)

潜伏期間中もインフルエンザをうつしてしまう可能性があるのだとしたら、なんとかして潜伏期間中にインフルエンザの診断を受けたいところです。

実際、潜伏期間中に検査することはできるのでしょうか?

よく言われるのが、あまりに早いと体内のウィルスの数が少なく、正しく診断ができないため、検査を断られるというケースです。

実際、診断は症状が出てから12時間以上経ってから推奨するというケースも少なくありません。

しかし一方で、廣津医院(川崎市)の廣津伸夫院長によると、発症後すぐでもインフルエンザの診断は可能だといいます。

 インフルエンザA型(H3N2)の場合、発症6時間以内の迅速診断キット陽性率は90.0%です。確かに、この時間帯では後にインフルエンザと確定される人の1割ほどは陰性になりますから、いったん陰性となっても、インフルエンザが強く疑われる場合は時間をおいて再検する必要があります。同じA型でもH1N1pdmやインフルエンザB型では陽性率が低いので、その点も留意して検査を行う必要がありますが、「インフルエンザは12時間以上経っていないと陽性にならない」というのは誤りです。

(引用:https://www.m3.com/open/clinical/news/article/569547/)

ほぼ100%の精度で診断を受けようと思えば、発症後12時間経過後が望ましいということですが、発症6時間以内でも診断を受けられるケースもあるということです。

このことから、潜伏期間中の検査は、やはり難しいと言わざるを得ないでしょう。(そもそも本人が症状を自覚していないケースもあるため)

少しでも体調の異変を感じた場合、できるだけ周囲との接触は避け、悪化するようであればすぐに病院でインフルエンザの検査を受けるのが賢明といえます。

まとめ

2019年に入ってから、インフルエンザの流行は「警報レベル」となっています。

寒い日が続く中、体調を崩す方が増えており、インフルエンザなのではないかと心配される方も増えています。

インフルエンザの場合、潜伏期間は1~3日程度です。

潜伏期間中にうつる可能性もあるため、体調の変化を感じた場合は、マスクをするなどして、できるだけ周囲との接触を避けるようにしましょう。

検査については、インフルエンザ発症後が確実と言われていますが、医療機関によっては発症後「すぐ」の検査は断られるケースもあります。

病院に行く前に、検査可能かどうかい、一度問い合わせてから病院へ行くことをおすすめいたします。

現在インフルエンザの疑いがない方も、いつ感染するかわかりません。

手洗い、うがいなどはもちろん、食事や睡眠もしっかりとるようにし、ウィルスに負けない体作りをしていきましょう。

 



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